お結の指 〈寄木細工とインレイ♬〉
〈2017年12月29日の記事 校正〉
マーティンのアコースティックギター D-200 Deluxeの装飾は実に派手でしたね^ ^
※上記お写真は愛器クラシックギターのサウンドホールと「ロゼッタ」です
一般的なギターの装飾で先ず目につくのが
ボディの中心の穴 サウンドホールを取り巻く模様です この模様をギターでは「ロゼッタ」と呼んでいます
ロゼッタの模様は様々で 手工ギターでは職人さんが「寄木細工の工法」で柄を作っています
楽器のグレードによってはステッカーだったりします
お写真左は私が所有するギターのサウンドホール ロゼッタ拡大 淡いグリーン部分の白い模様は鳥の足跡の様
右は私が持っている寄木細工の木箱
↓
寄木細工はいくつもの棒状の木を束ねて、面を薄くスライスして作られる工芸品
ギターヘッドにも寄木細工が装飾されているもの、無いものとあります
↓下のお写真左はアバロン貝
他に白蝶貝も使用されます
お写真がありませんが、私の愛器のブリッジには白蝶貝のインレイが埋め込まれています
右はD-200Deluxeの指板と付属のRGM時計です
キラキラしたところは 貝を埋め込み装飾されている「インレイ」です イヤリングやネックレスでも見かける事があります
インレイは貝だけでなく 色違いの木を埋め込むインレイもあります
※ 似たものに螺鈿細工がありましたね
アバロン貝のインレイ
↓そしてD-200 Deluxeが影響されたRGMの時計
マーティンD-200Deluxeにはメタルも多く使われていましたね ロゼッタはメタルでしたし
職人方が多くの時間と技で作りあげたと想像すると大変な作業だったのだろうと思います
そういう意味で D-200Deluxeは 楽器ではありますが工芸品に見えます
装飾そのものは音には関係なく視覚の好みでしょう
職人方の技術の大成でありますね
化粧を落としてジュエリーを外し、生まれたままの姿で心も美しい人… そんな「ギター」を好まれる人も多いです
わたくしは毎日の暑化粧が欠かせません…
blogお結の指❤︎
ご覧下さり有難うございました⛄️
by kamekamerikuriku
| 2022-02-10 20:00
| ギタ一音楽